朝の支度から夕食の準備、掃除や洗濯まで、夫婦で働いているのに「私ばっかりやってる…」と感じていませんか?
これはあなたの努力や段取りが足りないのではなく、多くの家庭で起こっている家事の偏りという問題です。
- 家事が妻ばかりになってしまっている原因とは?
- 家事分担の具体的な方法とアイデア
- 家事分担を助けるおすすめツール・アプリ
- 家事の負担を軽減する外部サービスの活用法
このような情報を、ブログ記事にまとめてみました。
結論から言うと、多くの家庭は妻ばかりになってしまっているのが現状です。
ある調査では、共働き家庭では、家事の約7割が妻が行っているとなっています!
そこで本記事では、そのような家事の偏りの背景をひもときながら、解消に向けた具体的な方法やサービスもご紹介していきます。
共働き家庭で家事は妻ばかりの現実
共働き家庭で妻ばかりに家事が偏っている、現状は多くあると思います。
しかしなぜ共働きなのに家事が妻ばかり、という問題があるにもかかわらず、多くの家庭でそのまま放置されてしまうのか?
その理由の一つは、「気づいていない」ことです。
夫側が家事の全体像を把握していないケースが多いです。
また、「不満を言うと角が立つ」と思い、妻が我慢してしまうことも原因の1つとしてあると思います。
こうした理由から、問題が問題として認識されにくく、改善に向けた話し合いがされないまま時が過ぎてしまいます。
家事が妻ばかりになる原因とは?

共働きなのに家事が妻ばかりになってしまう背景には、いくつかの共通した原因があります。
- 家事に対する意識のギャップ
- 見えない家事の存在
- 気づいた方がやるでは負担が偏る
このようなものが原因になっています。
その中で大きなものは、家事に対する意識の差です。
家事に対する意識のギャップ
家事が妻ばかりになってしまう原因のひとつが、夫婦間にある「家事に対する意識のギャップ」です。
たとえば、夫は「掃除機をかけたら掃除は完了」と考える一方で、「妻は片づけ・拭き掃除・ごみ捨て」まで含めて掃除と捉えます。
同じ「家事」でも認識の範囲が違えば、やった・やってないの判断にもズレも当然生まれます。

僕ら夫婦もこのズレは多くあります…笑
さらに、夫側が「自分もやってる」と思っていても、実際の負担は妻に偏っているケースが非常に多いのです。
こうした意識の差が放置されると、不満やストレスの蓄積につながってしまいます。
見えない家事の存在
家事が妻に偏る背景には、名もなき家事の存在もあります。
これは、目立たずとも日常生活を支える大切な作業のことです。
たとえば、トイレットペーパーの補充や食材の在庫管理、子どもの服の入れ替えなど、誰かがやらなければ回りません。
これらは、家事と認識されにくく可視化されていないため、交換している方だけが負担感だけが積み重なっていきます。
まずはこうした、見えない家の存在をお互いが理解し、日々の負担を見直すことが大切です!
気づいた方がやるでは負担が偏る
気づいた方がやるというルールは一見、平等に聞こえますが、実は無意識のうちに家事の偏りを生んでしまう落とし穴です。
家事に対するアンテナが高いのは、たいてい妻側のほうですよね。
結果として、妻ばかりが気づいて家事を担うことになります。

もちろん、夫が高い場合もあります。
夫が悪気なく見過ごしている間に、妻は小さなストレスを積み重ねていくのが現実です。
「気づいたらやる」ではなく、「役割を決めて分担する」ことが、夫婦間の家事負担を平等に保つ第一歩になります。
気づく力には個人差があることを理解し、ルール自体を見直すことが重要です!
共働きでも家事を平等に分担するための考え方

家事を平等に分担するためには、それぞれの家庭にあったやり方が一番いいですが、どういった考え方があるのかも見ていこう。
- 家事を夫婦の共同責任と捉える
- 「助け合う」ではなく「役割分担」がカギ
- 妻の努力や我慢では問題は解決しない
などなどです。
共働きだからこそ、お互いの忙しさや得意・不得意を尊重しながら、バランスよく家事を分担していく姿勢が大切です!
家事を夫婦の共同責任と捉える
共働き家庭では、家事は「どちらかの手伝い」ではなく、「夫婦の共同責任」として捉えることが重要です。
手が空いたときだけやるというスタンスでは、どうしても一方に偏りが出やすくなってしまいます。
本来、生活を維持するための家事は、二人の生活に必要な共同作業であるはずです。
「やってくれてありがとう」ではなく「一緒にやって当然」という、意識の切り替えが、負担の平等化につながります。
お互いに「自分ごと」として家事に向き合うことで、自然と協力し合える関係が築けるはずです。
また、夫婦の共同作業は家計管理も同じです!
続けられる家計管理は、下記の記事を参考にして下さい。
「助け合う」ではなく「役割分担」がカギ
「助け合う」という言葉は聞こえは良いですが、曖昧なままだと結局どちらかの負担が重くなりがちです。
家事を平等にこなすには、手伝うではなく担うという意識で、具体的な役割分担をすることが効果的です。
たとえば「洗濯は夫、食事は妻」と決めておけば、迷いや不満が生まれにくくなります。
曖昧な協力体制より、ルール化された分担の方が、お互いのストレスや不公平感も減らす事ができます。
夫婦で話し合いながら分担内容を見直すことが、長く心地よく暮らすための第一歩になります。
妻の努力や我慢では問題は解決しない
共働きで家事を妻が担い続ける状況は、妻の努力や我慢だけでは根本的な解決にはなりません。
黙って引き受け続ければ、相手は問題に気づかず、家事の偏りが固定化してししまいます。
察してほしいではなく、具体的に状況を伝え、夫婦で課題を共有することが大切です!

伝えることが大切ですよ!
問題を一人で抱え込まず、二人の課題として話し合うことが、解決への第一歩になります。
我慢で支え続けるのではなく、仕組みで支え合い事が大切です。
家事分担の具体的な方法とアイデア

- まずは家事を書き出して見える化しよう
- 各家事の「所要時間」と「頻度」を共有する
- 得意不得意で分担するのもアリ
- 定期的に話し合う家事会議を導入してみる
家事の分担をうまく進めるには、まず全体の家事を見える化することが重要ですよ。
リスト化して役割を分けるだけでも、不公平感は大きく減ります!
まずは家事を書き出して見える化しよう
家事分担に悩んでいるなら、最初にやるべきは家事の見える化がおすすめです。
日々の家事を一つひとつ書き出すだけで、負担の偏りが明確にする事ができます。
見えないと気づきにくい名もなき家事までリストにすれば、どれだけの作業を担っているかお互いに認識できます!
アプリ、ホワイトボードなどを使えば視覚的に把握しやすく、話し合いのきっかけにもつながります。
まずは家事を「見える形」にすることが、公平な家事分担への第一歩です!
各家事の「所要時間」と「頻度」を共有する
家事の分担を公平にするには、作業量だけでなく「時間」と「頻度」の共有が大切です。
短時間でも毎日行う家事と、週1回の家事では負担感が異なります。
例えば、皿洗いなど毎日、数分から数十分かかる大変な家事と片やゴミ出しは週数回でも、実は時間的負担は少ないです。
こうした違いを見える形で共有すれば、お互いの負担をより正確に把握できます。
感覚ではなく事実に基づいた話し合いが、納得して分担することができますよ!

僕の家でも分担制です。
得意不得意で分担するのもアリ
家事の分担は「平等に半分こ」でなくても、納得感があれば問題ありません。
得意・不得意に合わせて役割を決めるのも、立派な分担のひとつです!
料理が得意な人が食事を担当し、片付けが苦にならない人が洗い物をするなど、それぞれの強みを活かせば、家事をストレスなく行うことができます。

我が家ではご飯を作るのは早く帰って来たほうが、作ることになってます。
大切なのは「どちらかが我慢する構図」にしないことが重要です!
定期的に話し合う家事会議を導入してみる
家事の分担は、一度決めたら終わりではなく育てていくものです!
状況の変化に合わせて見直すためには、定期的な話し合いが欠かせません。
おすすめは、月に一度の「家事会議」を夫婦で開くこと。
現状の不満や改善点を共有し、無理なく続けられる形に調整しましょう。
日常の中で思いを飲み込まず、対話の場をあらかじめ用意することで、不満が蓄積しにくく、前向きな家事分担が実現しやすくなります。
家事分担を助けるおすすめツール・アプリ

家事の分担を見える化し、効率よくこなすにはツールやアプリの活用が効果的です。
タスク管理アプリや共有カレンダーを使えば、家事の偏りも可視化する事ができます!
- 家事管理アプリ「Yieto」「魔法の家事ノート」などを利用してみる
- Googleカレンダーで家事スケジュール共有
- タスク管理ツールで「やった・やってない」を見える化
などなど方法はいくつかあります。
家事管理アプリ「Yieto」「魔法の家事ノート」などを利用してみる
家事の偏りを防ぐには、タスクを見える化できるアプリが強い味方です!
「Yieto」は夫婦で家事の配分を数値化し、視覚的にバランスが確認できます。


魔法の家事ノートは、家庭ごとの家事をリスト化し整理できる優れものです。
どちらも手軽に使えて、気づきやすい仕組みをサポートしてくれます。
夫婦で共通認識を持ちやすく、家事のありがとうが増えるのも魅力です。
アプリを活用すれば、「気づかない」「やってない」も減らす事もできます。
便利なツールを取り入れて、家事分担のストレスをぐっと軽減しましょう。
Googleカレンダーで家事スケジュール共有
家事分担をスムーズにするには、スケジュールの共有がとても大切です。
Googleカレンダーを使えば、家事予定を視覚的に共有できます。
掃除やゴミ出し、食事の準備などを予定として入れておくことで、やるつもりだったのにが減り、平和に暮らすことができます!
スマホでいつでも確認でき、通知機能でうっかり忘れも防げます。
無料で始められるツールなので、気軽に家事共有の第一歩が踏み出せます!
タスク管理ツールで「やった・やってない」を見える化
家事の「やった・やってない」で揉めないために、見える化が重要です!
タスク管理ツールを使えば、誰が何をやったかが一目で把握する事ができます。
たとえば「Todoist」や「Trello」などを活用すれば、家事タスクを登録し、完了済み・未完了の状態を共有できるので、お互いに確認もスムーズです。
あれ、今日は誰が洗濯するんだっけ?という曖昧さも解消されます。
感覚ではなく事実ベースで話せるようになると、無駄なストレスも減ります。
家事の負担を軽減する外部サービスの活用法

共働き家庭にとって、すべての家事を2人で完璧にこなせと言うのは、無理があります!
そんなときこそ、家事代行などの外部サービスを活用するのが有効です。
主な方法は下記のとおりです。
- 家事代行サービスを導入して「外注」する選択肢
- 食材宅配・冷凍弁当で買い物・調理を省略
- 掃除ロボ・食洗機など「家電の力」を最大限活かす
などなど方法は様々です。
お金をかけるのは贅沢と感じるかもしれませんが、心の余裕も投資です。
疲れたときにだけ利用するのも良いですよ!
家事代行サービスを導入して「外注」する選択肢
家事の外注は、手抜きではなく賢い選択と僕は思います!
なぜなら、家事代行サービスを使えば苦手な掃除料理も、効率よくかつ手間を掛けずやってくれます!
夫婦ともに忙しい中で、限られた時間を有効に使うための手段です。
特に共働き家庭では、外部の力を借りることで生活の質を向上させる事も可能です。
料金は1回数千円からと利用できるものもあり、意外と手が届きやすいのも嬉しいポイントです♪
下記の記事では、家事代行サービスの事を詳しく解説しています。
食材宅配・冷凍弁当で買い物・調理を省略
共働き家庭の強い味方が、食材宅配や冷凍弁当などの時短サービスです。
買い物や献立を考える手間が減り、毎日の食事準備がグッと楽になります!
冷凍弁当なら、電子レンジで温めるだけで栄養バランスのとれた食事に。
食材宅配では、カット済みや下ごしらえ済みの食材が届くものもあるので、ご飯の準備が楽になります♪
下記の記事では、おすすめの食材宅配サービスについて詳しく解説しています。
利用していけど、どんなものを利用したら良いか、分からない人はぜひ見てみてください!
これらを活用すれば、「料理=妻の仕事」という固定観念からも解放されます。
家事の外注化を一部取り入れることで、夫婦の負担も自然と軽くなります!
掃除ロボ・食洗機など「家電の力」を最大限活かす
毎日の家事を効率化するなら、家電の力をフル活用するのが近道です。
掃除ロボットや食洗機などは、時間も手間も大幅に削減してくれる最強アイテムです!
たとえば掃除ロボットは、自動で部屋を巡回してホコリやゴミを吸い取ってくれます。
食洗機もスイッチひとつで面倒な後片づけから解放してくれます!
「家事の時短=夫婦のゆとり時間」と捉え、積極的に導入してみましょう。
高性能な家電は、第三の家事担当として、強力な戦力になってくれること間違いなしです!
下記の記事では、共働き家庭におすすめの時短家電について解説しています。
僕が、利用してめちゃくちゃ役に立っているのはホットクックです。
具材を入れてスイッチを押すだけで、料理を作ってくれるのでおすすめです。
家事を一人で抱え込まないためにできること

家事を一人で抱え込まずに済む環境づくりは、夫婦の健やかな関係に直結します。
まずは「自分ばかりやっている」と感じた時点で、気持ちを言葉にする事が大切ですよ!
下記の事を参考にしてみてください!
- 我慢せず、正直な気持ちを伝えることが大切
- お願いではなく、提案として伝えるコツ
- 一緒に取り組めたときは感謝を忘れずに
などなどです。
完璧を目指さず、お互いが納得しさらに自分の心と体を守ることが、長く続く家庭の土台になります。
我慢せず、正直な気持ちを伝えることが大切
家事に対する不満をため込むと、ストレスやすれ違いの原因になります。
「本当はつらい」「手伝ってほしい」と感じたら、素直に伝えることが大切ですよ!
気持ちを正直に話すことで、相手に気づいてもらえるきっかけになります。
特に共働き家庭では、感情を共有することが家事分担の第一歩です。
遠慮や我慢を続けるよりも、冷静に話す時間を意識的に持つことが重要です。

お互いの思いやりと理解が、家庭内のストレス軽減につながります!
お願いではなく、提案として伝えるコツ
これやってくれる?というお願いは、時に負担に感じられることも。
そこで、「一緒にどう分担する?」と提案の形で伝え方を変えてみるのも効果的です!
お願いベースだと上下関係が生まれやすく、相手が身構えてしまうこともあります。
提案に変えるだけで、自然と対等な話し合いができる雰囲気になります♪
一緒に取り組めたときは感謝を忘れずに
家事を一緒にこなせたときは、小さなことでも「ありがとう」を忘れずに。
感謝の言葉は、お互いのモチベーションを高めるシンプルで強力な方法です!
手伝ってくれて助かったよと一言伝えるだけで、心の距離がぐっと縮まります。
家事の共有が一緒に頑張ること、として前向きに感じられるようになります。
まとめ:家事を妻ばかりにしない家庭づくりへ

今回は、共働き家庭妻ばかりになっている原因と解決策について解説しました。
まとめると以下の通りです。
- 家事に対する意識の違い
- 夫側がそもそも何をやったら良いか分からない
- 家事を見える化する事が大切!
- また、お金を払って外部のサービスを利用するのも一つの方法!
どうだったでしょうか?
家事は誰かがやって当たり前ではなく、家庭を支える大切な共同作業です!
気づいたほうがやるから、話し合って分けるへ意識を変えることが必要です。
見えない家事や感情の負担も含めて、夫婦でしっかり共有していきましょう♪
妻だけが頑張るのではなく、お互いに協力し合える関係性が理想的な形です!
また、どうしても無理と思ったら家事代行などのサービスを利用するのも賢い選択です。
その他、関連記事を下記よりご覧ください。
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